ライティング活動アイデア3

アイデア3:オンラインの添削サービスを使う。

インターネットで検索すると沢山のサービスが出てきます。以下のポイントを参考に、自分にあったものを選んでください。

1. 人工知能(AI)を使ったものではなく、人による添削をお勧めします。人工知能は今の時点(2021年)では人の添削よりはるかに質が劣ります。私の会社でもAI採点のシステムを作り、世界の学会で発表していますが、AIは文脈が理解できないため、文章の流れや内容が適しているかなどを判別できません。但し、 文法の修正のみなどであればAIでもある程度は役に立つかもしれません。

2. 日本語文を英語にする、または英文を日本語訳するものは避けてください。ライティングの力を伸ばしたいのであれば、自分の言いたいこと、意見を書く練習が必要だからです(詳しい理論はここを確認)。日本語文を英語にしたり、英語文を日本語訳したりすることは、文法の力をつけるには役に立つかもですが、センテンスを繋げて、自分のアイデアを表現するといった力はつきません。

3. 採点の内容は文法の訂正ではなく、意味にフォーカスしたものの方が良いです。分かりにくい内容を、「こうやったら伝わるよ」という訂正をしてくれるものがベストです。もし文法の添削のサービスを受ける場合は、修正されたものの中から3−5個だけのエラーに注目してください。全てを吸収しようとすると、次までに全部忘れて何もプラスになりません。「へーそうなんだ、次に気をつけて使おう」と思ったものを3−5個選んでください。採点は先ずは内容にフォーカスしたもの、内容がクリアに伝えることができる様になったら文法の修正へフォーカスを置くというのが正しいやり方です。というのは文法が正しくても言いたいことがクリアに出来ていないケースがよくあり、それではライティングで一番重要な意味を伝えることができていないからです。

この活動アイデアへの質問がある方は、コメント欄へ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です