リスニング学習を効果的に行うためには、聞いたときに内容がある程度わかる教材を選ぶのが重要です。聞いて全く分からないものをでは学習になりません。習得に役立つ教材は「i+1」と言って、自分の能力 “i (今の自分)” にちょっとプラス“1”したものです。全く分からないものを聞いていてもBGM化して全く頭に入ってきません。
リスニングをするときは初めから全てを理解しようとしなくて良いです。全てを理解しようとすることは、リスニング力を伸ばす妨げになることがあります。理由を知りたい方は過去のポストへ(ここをクリック)。
以下の能力別(CEFRレベル別)のリスンニングサイトを使ってみてください。(CEFRレベルの情報はここをクリック) 以下のアクティビティへの質問がある方は、コメント欄へ!
A1 レベル: 以下のサイトのビデオを使ってみましょう。1つ目のビデオはすべての会話が入っているビデオで3時間の長さなので、スキップしてください。他のものは2−5分の長さです。リスニングの教材として使ってください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLii5rkhsE0Ld3xCgxG6j5fw7RlG2S5czO
A2 レベル: 以下のリンクから好きなトピックを選んでください。https://learnenglishteens.britishcouncil.org/skills/listening/elementary-a2-listening (学生用)
https://learnenglish.britishcouncil.org/skills/listening/pre-intermediate-a2(大人用)
選んだトピック内に以下のような矢印(▶️)がありますので、押してリスニングしてください。
B1 レベル:以下のリンク(日本のニュース)を聞いてください。動画上に赤い矢印のあるトピックは音声でニュースがきけます。https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/tags/2/
トピックを開いて、動画の下にスクリプト(音声を書き起こしたもの)があるものを聞いてください(以下のような感じです)。スクリプトがあるものは少数なのでちょっと探しにくいですが、スクリプトがあるとよりリスニング教材としてより最適です。
B2 レベル:以下のリンクで日本国外のニュースを聞いてみましょう。
https://www.npr.org/
以下のような青いListenのサインがあるものはニュースが聞けます。
上のマテリアルを使い、リスニング力をつける学習活動手順
CEFR A1
1. ビデオに字幕がある場合は、それを隠してリスニングする。
2. どんなことが言われていたか考える。
3. もう一度リスニングして、自分の想定が合っていたか確認する。
4. ビデオをもう一度字幕を見ながらリスニング、内容を再度確認。
CEFR A2
1. タイトルをみて、どのようなことが話されるか想定する。
2. 以下のような灰色の三角の矢印(▶️)クリックしてリスニングする。
3. どんなことが言われていたか考える。
4. もう一度リスニングして、自分の想定が合っていたか確認する。
5. リスニングのスクリプト(リスニング内容を書き起こしたもの)を読んで、詳細を確認。スクリプトはTranscript(上の画像の一番下)というところをクリックしてください。
6. もう一度リスニングをし、詳細を耳で確認。
CEFR B1とB2のレベル
1. タイトルをみて、どのようなことが話されるか想定する。
2. 以下のような灰色の三角の矢印(▶️)クリックしてリスニングする。
3. 自分の想定と聞いたことを比べてみる。何が違ったのか考える。
4. もう一度どんなことが言われていたか聞こえたものをベースに考える。
5. リスニングをする。
6. 自分の想定と聞いたことを比べてみる。
7. リスニングのスクリプト(リスニング内容を書き起こしたもの、上の画像の緑のTranscriptをクリック)を読んで、詳細を確認。
8. もう一度リスニングをし、詳細を耳で確認。